西東京市の行政改革の方向性

5月15日の「広報 西東京」の記事を見て感じたことをお伝えします。

「これからの改革の方向性」という記事です。

西東京市行財政改革推進委員会から市長に答申されたものです。

要約しますと、政策の選択と集中により改革を推進しようというものです。

つまり、歳入が徐々に先細りしていく中で、市民の満足度を維持向上して いくためには、政策の効果を考えて、事業に優先順位をつけること。

そして、より重要な事業に限られた経営資源を集中的に投入していこうと いう指摘です。

 

いろいろな指摘がある中で、私が注目した点は次の指摘です。

『公共サービスを提供する主体を、狭く行政のみと捉えるのではなく、広く 民間部門を活用し、経済性効率性を考慮して提供していくべきだ』という指 摘です。

このためには、アイデアの提供とマネジメント力が必要です。幅の広い専門 知識が必要です。

ここに、私たち中小企業診断士が力を発揮しなければならないと思いました。

 

文責〈吉川 秀則〉(2005.5.17)