清瀬のにんじん焼酎「君暮らす街」発売

7月2日、清瀬市で「清瀬産のにんじん」を原材料に使った「きよせにんじん焼酎」が発売されます。

今回のにんじん焼酎の企画を推進したのは、清瀬商工会(会長:平塚久敏氏)。先に商工会女性部が中心となって開発し平成15年に発売した「きよせにんじんジャム」に続く、にんじんシリーズの第2弾です。

 

今回のにんじん焼酎のブランド名は、「君暮らす街」というユニークなもの。焼酎びんのラベル制作を担当したペーパークラフト作家の太田隆司さんが名付けました。太田さんはペーパークラフトで目下売出し中の清瀬市出身・在住の作家。オレンジのにんじんカラーに輝く柳瀬川河畔に人々が集う風景がにんじん焼酎を引き立てます。

仕込みは、九州・筑紫の蔵元・光酒造。1本720mlで価格は1,300円(税込み)。初回の販売数量は、3,000本限定。市内の21の酒店などで売り出されます。

 

清瀬市は、都内のにんじんの45%、約2千トンの収穫量を誇る、にんじんの特産地です。

清瀬商工会では、「にんじんジャム」、「にんじん焼酎」に続き、「にんじん・さといもスープ」の開発も検討しています。

これら3つの商品の開発・改善・販売の全国展開を目指して、先ごろ、清瀬商工会は「地域資源、全国展開プロジェクト」に応募し、全国233件の1つとして承認されました。市当局はじめ関係者の協力で、「にんじん」をモチーフとした清瀬市の特産品づくりが大きく進展することが期待されています。

 

文責: 野口佐稔 (2007/6/29)