ユーモアの効用

 近頃、ネットで読んだ記事なのですが。

 

 仕事のできる・できないとユーモアの間に、関係があるそうです。

 

 

さまざまな研究が行われていまして、なんでも、保険の営業などは、ユーモアのある人ほど営業成績が良かったそうです。

 

もっとも、そのユーモアというのは、笑いを取ると言うよりも、表現性が豊かであったり、場を和ませたり、コミュニケーションに関するみたいなもののようですが。

 

営業成績が良い理由として考えられるのは、ユーモアのある人の方が、話していて楽しい、説明が上手く、判り易いというのが大きな要因の様です。

 

ユーモアの効用は、営業以外にも、課題解決能力、危機対応能力、創造力とも関係があるそうです。

 

人間、困難に直面しますと、物理的にも精神的にも視野が狭くなります。ユーモアのある人ほどは、視野が狭くなるのをある程度、防がれ、前向きに物事に対処できるそうです。

 

 

日本では、笑いを不謹慎と考え、談笑一つできない職場を、皆が真面目に仕事に取り組んでいる良い職場と考えると人が居ますが、対照的な考えですね。

 

明るく楽しい仕事は、なかなかないかもしれませんが、明るく楽しい職場や人間関係は、心がけしだいで出来るものです。

 

問題は、ユーモアのセンスをどうつけるかですが、大変ありがたいことに「相手に受ける必要はない」みたいですね。オヤジギャグでも良いそうです。第一の目的は、自分が楽しむことで、自分が楽しめればOKということです。ただし、日本ではときより、皮肉=ユーモアと考える人が居ますが、皮肉は辞めた方が良いと思います。これは単に嫌味になって、雰囲気を悪くするだけですので。

 

文責:遠藤 和昭・tnc会員(2013.3.25)